縄文土器について日本記号学会で発表してきました。

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 縄文土器なのになぜ「モードの終焉?―デジタルメディア時代のファッション」なのか? それは記号学の分野が非常に広いからなんですが (^_^.)

日本記号学会第37回大会
「モードの終焉?―デジタルメディア時代のファッション」

大会のメインタイトルでもあるモードについての2日間のディスカッションはファッションにまったく縁のない私にとっても刺激的で面白い内容でした。
私は分科会Aで「考古学資料における記号表現と観念モデルの再構築」というタイトルで発表させていただきました。記号解説を盛り込みすぎて土器画像説明をだいぶ省略するハメに。(-_-;) そこを司会の先生の機転で助けていただきました。またお聞きいただいた先生から貴重なアドバイスをいただき、何か見えたような気がしました。さすが論理学のプロ。感謝いたします。
前川会長はじめ、高馬 大会長、理事の先生方、発表の機会をいただきありがとうございました。そして明治大学の学部生の皆さん、いろいろお世話になりました。<(_ _)>

お聞きいただいた方から「興奮しました。こういうの好きです。」と言われたのはうれしかった。(^.^)

ポイントとしては
1)縄文土器の模様や造形は言葉における方言と同じく、年代や地域ごとに表そうとする対象や表現方法や意味に幅があるため、何を表しているのか手がかりがつかみにくい。しかしそれらは共通の記号対象をベースにした表現方法の違い(記号の種類と言ってもいい)という観点に立てば、離れた年代や地域の土器を関連付けたり整理することができる。
2)関東・中部地方の縄文土器は縄文時代中期を通じて記号の意味と使用ルールに一定の共通性がある。
3)縄文中期の土器に記されている記号はピクトグラム(絵文字)に相当すると考えられる。その記号の意味とルールを適用すると部分的ながら土器の意味を再構成する(読む)ことができる。

帰納部分とアブダクション部分を明確に分けてないので解説がないとわかりにくいは思いますが、考古学を知らない人でもなんとなく想像できるように作ったつもりです。いずれ順次解説していきます。(^_^.)

※最初の読み込みに時間がかかります。
※プレゼンを開始しても読み込みが完了していない画像は表示されません。しばらくたってから開始してください。


下記の考古館でぜひ現物を見てください!

長野県 茅野市尖石縄文考古館

長野県 井戸尻考古館

長野県 岡谷市美術考古館

山梨県 釈迦堂遺跡博物館

山梨県立考古博物館

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