縄文時代は栽培か農耕か

 現在の教科書では、縄文時代は栽培だったが、弥生時代になってようやく本格的な農耕が始まったと教えている。しかし栽培と農耕との境界線はどこにあるのかということはあまり明確に示されていない。 熊本大学の小...

土偶に隠されている意味

私たちは土偶を女性をかたどった存在として認識していますが、そこには女性以外にも別の意味が組み込まれている場合があります。例えば、男性を表す記号として男性器が組み込まれている場合があるのです。 土偶は母...

エゴマ土器

エゴマというものが縄文の遺跡からたびたび見つかっていることは知っていたけれど、ゴマごときが主食になりえるとは思えないし、「ふーん そうですか」という程度に思っていた。 ところが、2015年12月に、富...

出産の表現

 生命が農耕に直結していた環境に生きていた彼らにとって、出産は農耕における収穫とおなじことでした。 母胎から子供が生まれ、へその緒が出てきて、やがて胎盤が出てくる一連の場面は、大地に根をはって作物が成...

交合の表現

 彼らは、交合(性交)することは、畑に作物の種をまくことと同じだと考えていました。なぜかというと、農耕に生命の存続が直結していたからです。 交合の結果妊娠し、無事に出産できても、その子を育てられるかど...

区画文

 縄文時代中期の勝坂式土器が出土する地域で暮らしていた人々は、母胎から命が生まれることは、土から命がはぐくまれることと同じことであり、母胎=畑という考えを持っていました。 区画文はまさに母胎=畑という...

渦巻三叉文

 渦巻三叉文(うずまきさんさもん)は玉抱三叉文の円孔のかわりに渦巻きが配置された模様です。女性器のちつ口を簡略化した円孔の代わりに、へその緒を抽象化した渦巻が存在している、つまり「妊娠」している状態を...

玉抱三叉文

 玉抱三叉文(たまだきさんさもん)は円孔と各辺が内側に湾曲した三角形状の模様で構成されています。円形の玉を三叉文が抱き込んでいるように見えるところからそう呼ばれています。この模様も勝坂式のほとんどの土...