縄文土器や土偶の意味を読む

 縄文土器や土偶って奇妙な形のものが多いと思いませんか?
 いったい何のために5000年前の縄文人はこんなものを作ったのでしょうか。見れば見るほど謎は深まるばかりです。

 しかし、その形と模様には共通の意味とルールがあって、それさえ知っていれば誰でも意味が読めるとしたらどうでしょうか? 土器や土偶の意味が読めたら素晴らしいと思いませんか。

双環文・フクロウ

縄文土器には穴が2つ連結した双環文と呼ばれる模様が多く使われています。

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 双環文のモチーフを私はフクロウだと考えています。彼らはフクロウを使って彼らの大事なテーマを土器にあらわしていたと考えています。

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フクロウの主な餌はネズミです。畑の近くの雑木林の木の穴などに好んで巣を作り、そこで子育てしながら生活しており、本来は人間の居住エリアと密接なかかわりがある動物です。
 フクロウのこどもは食欲旺盛で、一晩に1匹でおよそ2~4匹のネズミを食べてしまうそうです。そうなると親フクロウは自分が食べるネズミを含めて1日のうちに数十匹のネズミを捕まえなければなりません。
 その生態を生かして江戸時代は畑の周りにフクロウが待機しやすいようにとまり木を建ててネズミの駆除に利用していたと言われており、現在でもイスラエルや南アフリカでは、農薬を使わないネズミ駆除対策として、フクロウを導入して大きな効果をあげているそうです。
 それだけネズミ駆除効果の高いフクロウは、蛇とならんで農作物の収穫を左右する重要な存在であり、縄文時代においても栽培・農耕が行われていた地域では、集落にとって大切な守り神として縄文土器使われていたと考えています。

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 これは想像ですが、木の穴でせっせと子育てをするフクロウの生態と、母胎で子供を育てて命がけで出産し、出産後も子育てする女性の姿をオーバーラップ(同一視)させていたのではないでしょうか。双環文は「フクロウ」でもあり「女性」でもあり「母」でもある記号だと考えています。

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