FMで縄文土器記号講座?

6月からエルシーブイFM「キィーベーの日曜散歩道」で月に1回だけ10分間、超小出しに縄文土器についてしゃべらせていただいています。

パーソナリティーはキィーベーこと朝倉清さん

あらゆる分野に柔軟な発想で答える名パーソナリティー朝倉さん。私のつたない話の内容をうまくまとめていただいたり、助け舟を出していただいたり、いつも勉強させられます。さすがプロです、ありがとうございます。

すでにこの番組で5回お話させていただき、いよいよこれから縄文土器の記号について本題に入っていくところなのですが、ラジオでは画像が使えないので自分の能力不足もあいまって説明がかなりややこしくなりそうです。専門用語で説明してもリスナーにうまく伝わるわけがない、どうやってわかりやすく説明するのか悩ましいところです。

そこで先日思いついたのが、このサイトに縄文記号講座というカテゴリを設け、そこに毎回画像と解説を投稿してそれをラジオで解説する。つまり縄文記号の通信講座みたいなものをやったらどうだろうということなのです。

もちろん画像が見れないリスナーに土器の造形や模様の表現もどうやって説明するのか、画像が見れる環境の人への説明とのバランスなど考慮すべきこともたくさんあります。

さて、この超マニアックな縄文記号の通信講座11月からスタートしたいと考えていますが、残念ながら地元ローカルFMは長野県諏訪地方でしか聞けません。

しかし朗報です。アプリを入れると全国どこでもエルシーブイFMが聞けます。

「キィーベーの日曜散歩道」 縄文記号講座 毎月第3日曜日 15:00~15:10

縄文土器マニアのあなた。通信講座を是非受講してみてはいかがでしょう。
(受講証明書は出ません。)

 

日本記号学会発表

日本記号学会第37回大会
「モードの終焉?―デジタルメディア時代のファッション」

 大会のメインタイトルでもあるモードについての2日間のディスカッションはファッションにまったく縁のない私にとっても刺激的で面白い内容でした。

 「考古学資料における記号表現と観念モデルの再構築」というタイトルで発表させていただきましたが、記号解説を盛り込みすぎて土器画像説明をだいぶ省略するハメに。そこを司会の先生の機転で助けていただきました。またお聞きいただいた先生方からも貴重なアドバイスをいただき、何か見えたような気がしました。さすが論理学のプロ。感謝いたします。
 前川会長はじめ、高馬大会長、理事の先生方、発表の機会をいただきありがとうございました。そして明治大学の学部生の皆さん、いろいろお世話になりました。

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お聞きいただいた方から「興奮しました。こういうの好きです。」と言われたのはうれしかった。

ポイントとしては
1)縄文土器の模様や造形は言葉における方言と同じく、年代や地域ごとに表そうとする対象や表現方法や意味に幅があるため、何を表しているのか手がかりがつかみにくい。しかしそれらは共通の記号対象をベースにした表現方法の違い(記号の種類と言ってもいい)という観点に立てば、離れた年代や地域の土器を関連付けたり整理することができる。
2)関東・中部地方の縄文土器は縄文時代中期を通じて記号の意味と使用ルールに一定の共通性がある。
3)縄文中期の土器に記されている記号はピクトグラム(絵文字)に相当すると考えられる。その記号の意味とルールを適用すると部分的ながら土器の意味を再構成する(読む)ことができる。

帰納部分とアブダクション部分を明確に分けてないので解説がないとわかりにくいは思いますが、考古学を知らない人でもなんとなく想像できるように作ったつもりです。いずれ順次解説していきます。(^_^.)

※最初の読み込みに時間がかかります。
※プレゼンを開始しても読み込みが完了していない画像は表示されません。しばらくたってから開始してください。


下記の考古館でぜひ現物を見てください!

長野県 茅野市尖石縄文考古館

長野県 井戸尻考古館

長野県 岡谷市美術考古館

山梨県 釈迦堂遺跡博物館

山梨県立考古博物館

ワンネスミーティング・トークライブ(代官山UNIT)

2017.2.10 代官山UNITでワンネスミーティングのトークライブに参加させていただきました。

トークでは縄文土器に埋め込まれている記号について「妄想だ」とかツッコミを受けつつ、「じゃあこんな妄想はどうでしょう。」と画像で記号を例示。一瞬会場がシーンとなったのは気のせいか?

ゴッドプランナー石埜穂高氏の司会に助けられながらスリリングで楽しい時間はあっという間に過ぎ、その後はドリンク片手にライブを堪能。意表をつくアートの数々とショップが織りなす異次元空間。心地よい生音の渦の中で旧知の先輩に数十年ぶりに遭遇したりと…

縄文のイベントってたくさんあるけど、夢中で楽しむってことをしっかり基本においていて、それでいて縄文文化をしっかり考えてる。軟派じゃないこのイベント=まさに祭りでした。楽しかった。これはやみつきになりそう。

ぜひ、また参加させてください。

石埜穂高氏、JUZU a.k.a MOOCHY氏、ご協力・応援・参加いただいた方々ありがとうございました。

太陽復活祭「穴巣始」

スワニミズム イベント 太陽復活祭「穴巣始」
時:2016.12.21
於:長野県茅野市

 スワニミズムのイベントで、長野県茅野市かんてんぐらにて縄文土器の話をしてきました。
まず諏訪信仰における御室神事の意義を田中基氏が述べ、石埜三千穂氏が神事の概念を補足提起するという流れで始まったトークイベント。そこから縄文時代中期に通じる共通概念が土器から読み取れるかという壮大すぎる(?)テーマ。結局、両氏からの激ツッコミされながら演者3人が楽しんでいる展開に。お題のある展開はしんどかったけれど、これがなかなか自分にとっては大いに勉強になりました。
続いてACHICOの火焔ダンスやラビラビのライブも大いに盛り上がりました。
ご協力・参加いただいた方々ありがとうございました。

<プログラム>
17:00開場・ショップオープン
18:00開演
①トーク「御室――ミシャグジと再生
田中 基(縄文図像学・諏訪信仰研究家)
武居竜生(スワニミズム 記号考古学者)
石埜三千穂(スワニミズム 事務局長)
②穴巣始のセレモニー
縄文太鼓:OZAKI NAFSHA
水女舞:あまら 和/キモト リエ
③太陽復活Live(19:44 冬至)
ネオプリミティヴ:ラビラビ
火女舞:ACHICO

<入場料>
2,000円 ※フード・ドリンク出店あり

岡谷市美術考古館で縄文土器解読講演のおしらせ

FB_IMG_1445179694309 【日時】11月1日(日) 14:00~16:00「土器図像解読」 プレゼンター:武居竜生(スワニミズム郷研) ゲスト:田中 基(スワニミズム顧問) 司会:石埜三千穂 (スワニミズム事務局長) 【会場】岡谷美術考古館 3階多目的ホール 【会費】無料 ※別途常設展350円 特別企画展500円(大人一般)が必要です。 【予約】岡谷美術考古館(0266-22-5854)まで電話にて 【定員】50名 (先着順受け付け) 主催:岡谷まち歩き古本市実行委員会 https://www.facebook.com/okayafuruhon?fref=ts

武居幸重・武藤雄六による縄文農耕論・図像学講演会のお知らせ

講演会のお知らせ

かつて考古館で土器の図像について激論を交わし、その後互いに独自の道を歩んできた二人。

真摯に縄文農耕の実証を切り開いてきた二人が実に数十年ぶりに同じステージに登壇します。

武藤雄六 (井戸尻考古館初代館長。藤森栄一とともに井戸尻遺跡の発掘調査に従事し、縄文農耕論の基礎を築く)
武居幸重 (諏訪郷土研究所 主宰。早くから縄文文様の解析に取り組み、縄文人の精神構造の解明から縄文農耕論を裏付ける)
聞き手:石埜穂高(スワニミズム・jomonism)
コーディネーター:武居竜生(スワニミズム・茅野市郷土研究会)
一般公開講座・入場無料
とき:2015年8月30日(日)
ところ:〒392-0007  長野県諏訪市清水1丁目10−1 長野県諏訪清陵高等学校・附属中学校 中学生棟1F 講義室
申し込み:電話:0266-52-0201 北澤潔(教頭)/坂本侑哉(担当)

武居幸重 講演終了のお礼

武居幸重講演 「文様解読から見える縄文人の心」
日時:2013年8月24日 13:30~15:00
場所:尖石縄文考古館

 武居幸重の講演には、予想を超える多数の方にご参加いただき本当にありがとうございました。67名の方にご参加頂きました。静岡、東北地方からも遠路はるばる参加された方もいらっしゃいました。講師 武居幸重の土偶と縄文土器に記された男女の記号を皮切りに、90分の講演会も瞬く間に終了しました。
何より印象的だったのは、参加者の方々の縄文土器の意味を知りたいという熱気です。(あいにくスライドショー操作に忙しく画像がありませんが。)
私は講演内容をあらかじめ知っているので、講演の中でどこが重要なポイントなのかということをわかっているのですが、そういうポイントに差し掛かると、まさに会場の空気が一瞬張り詰めるのです。
そして講演が終わった後の率直な質問、そして率直な回答。縄文時代、縄文土器にあくなき興味をもつ演者と参加者が、同じ興味と研究成果を共有する。そんなすばらしい時間だったと勝手に思っております。
地元はもとより全国よりご参加いただいた皆様 ありがとうございました。そして未だ冒険的分野である文様解読の研究を講演としてご依頼いただいた尖石縄文考古館 鵜飼幸雄館長の懐の深さ。細かい心配りで準備、進行いただいた職員の皆様。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 尖石縄文考古館には国の特別史跡「尖石遺跡」を中心とする八ヶ岳山麓の縄文土器が展示されています。文様解読の鍵ともなる国宝「棚畑の土偶」、重要文化財「仮面の土偶」をはじめとし、厳選された土器が展示されている日本でも貴重な考古館です。武居幸重も中学生の頃からここに通いつめていました。私も縄文土器を数多く見てきましたが、尖石縄文考古館の展示土器には常に新しい発見があります。それだけ縄文土器には本やWeb画像には現れない膨大な情報≒意味が記録されています。

 皆さんも是非、尖石縄文考古館で本物の縄文土器や土偶を肉眼で見てください。そして縄文文様、縄文土器の意味を感じてみてください。

尖石縄文考古館へのリンクははこちらです。

茅野市尖石縄文考古館 武居幸重 講演のお知らせ

武居幸重 講演

「文様解読から見える縄文人の心」

日時:平成25年8月24日(土)午後1時30分~午後3時

場所:尖石縄文考古館

 今回尖石考古館からのご依頼をいただき、八ヶ岳の裾野に佇むすばらしい考古館で講演をさせていただきます。

・現代と伝統を融合した落ち着いた空間。
・土器・土偶の厳かな展示の演出。

 ここは考古館というよりも選りすぐりの縄文文化の逸品を凝縮した美術館のようです。 高原の澄み切ったさわやかな風と、どこまでも澄み切った日差しと白樺の木漏れ日。 あわただしい日々の時間の流れを忘れさせてくれます。
地元の私が言うのもなんですがホント尖石考古館の周辺は懐かしさと爽やかさを同時に感じることができる最高の場所です。
高速中央道からのアクセスも比較的わかりやすく、地元の蕎麦をちょっと早めに堪能してから縄文時代を満喫するというのも一興かと。 是非足をお運びください。
講演では記号としての土器土偶の造形を皮切りに縄文文様の解読のもっとも重要なところにテーマを絞った講演を予定しています。 わが国で初めて縄文文様の解析をおこない縄文人の精神構造の解明に挑んだ武居幸重の講演もこれが最後になるかもしれません。 私、武居竜生もスライドショーの裏方としてサポートする予定です。 縄文時代の彼らが何を考えていたのか。 その扉を開く旅へとご案内します。